第3回 喜多方市「喜多方マーケット銀座」
東北のヤミ市横丁を巡る旅の最後の目的地、
喜多方市の「喜多方マーケット銀座」へやってきた!
この旅も最終日。
メンバーには疲れも見え始め、
会津で高速を降りて喜多方駅方面へ向かう途中、
栄養ドリンクを飲むなどして、気合いで喜多方駅周辺へ向かう。
道中、喜多方市郊外を運転中、通りはラーメン屋だらけ!
ラーメンを求める人が多いようで、交通量も多かった。
・・・ところが我々の目的地、喜多方駅周辺へ行ってみると、
閑散としまくっていて、うまいラーメン屋も人も郊外へ集中している現状を実感。
喜多方マーケット周辺地図
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そんな中、喜多方の旧市街地で奮闘しているのが、
「喜多方マーケット銀座」(以下マーケット)だ!
喜多方駅前の通りを北へ4,5分行ったところにある。
地元の歴史ある酒蔵が数軒並ぶ通りにあり、
観光客もちらほら見受けられた。
戦後、満州からの引揚者が入居するために長屋が建設されたのが起源。
マーケットには今現在20軒程の店が並んでいるが、
まだ街が郊外化する以前の昭和30年代は今の倍以上の多くの店が並ぶ、
大変活気のある通りだったという。
訪れたのが日曜の午後3時ということもあり、
飲み屋はやってないし、ランチの客もあまりいなかったが、
1軒の店は客で賑わっていた。
今風の「あじ庵食堂」という喜多方ラーメンのお店。
昔の活気があった頃のマーケットを取り戻そうと、
若き店主が2008年にオープンさせたという。
おいしいラーメンが評判で、この店目当てにマーケットを訪れる人が多いようだ!
人もうまいラーメン屋も郊外化。
そんな中、このマーケットに出店したのは大きな決断だったと思うが、
確実に実を結びつつあるようだ。
ここ喜多方市でもヤミ市横丁が
中心市街地活性化の舞台となっている姿を確認し、
充実の東北調査も終了。
こうご期待!