ヤミ市から横丁へ――。
街の暗がりの路地裏に小さな店がひしめく横丁。
その多くは戦後のヤミ市にルーツがあった。
いま吉祥寺の新たなランドマークとして注目されるハモニカ横丁をはじめ、
全国に残るヤミ市起源の横丁の歴史を辿り、
その魅力を明らかにする「横丁文化論」。
吉祥寺北口商店街連合会の皆様のご協力のもと、
吉祥寺「ハモニカ横丁」に関する調査結果をまとめたものを冊子にいたしました。
単行本には未掲載の、ハモニカ横丁の1950年代から10年ごとの業種別色分け地図や、
各年代に横丁で営業していた店の店名等を記しております。
是非、おひとりでも多くの方に手にとっていただけますと幸いです。